学習会・観察会

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 「旭川フットパス愛好会」は多才な人材が集まる集団です。その人材を活かした学習会や外部からゲストをお招きしての講演会などが実施されます。
 観察会も、自生植物調査、昆虫調査、コウモリ調査、野鳥調査などが実施されました。
 学習会と併せて行う懇親会、フットパスコースの草刈りと併せて行う野外パーティも恒例行事となりました。

       

  写真は左から学習会(2007.10.20)、野鳥観察会(2010.06.05)、野外交流会(2010.07.31)
   

活動

《歩穂》 2016 学習・新年会

新年の恒例行事「学習会・新年会」が1月30日(土)に開催されました。
会場はトーヨーホテルで、参加者は20名ほどでした。

2016.01.30-05

代表挨拶
2016.01.30

代表の挨拶に始まり、第1部の学習会が始まりました。
説明時間は40分ほどですが、分かり易く簡潔にお話を戴きました。

 講 話
今年の学習会の講師は、あさひかわジオパークの会事務局長の中谷 良弘氏で、テーマは「神居古潭からカムイの大地ジオパーク構想」でした。
ジオパークの会は、発足して3年になりますが、会が取り組むジオパーク構想について、

  • 会の発足
  • 会の取り組み
  • ジオパーク構想
  • 成果と今後の見通し

を解説されました。

中谷良弘氏 2016.01.30

中谷良弘氏
2016.01.30

冒頭、ジオパークの会の活動とフットパス愛好会の活動とは、共通する部分が数多くある。
今後、連係することによって活動の輪が広がるだろうと期待を述べられました。

ジオパーク(構想)との出会いは、小中学の頃からで、高校、大学、教職員時代と一貫して、興味と関心を持ち続け、趣味として現在に至っている。

「神居古潭からカムイの大地広域ジオパーク構想」は石狩川水系で結ばれる神居古潭、上川盆地、大雪・十勝火山群の地質や地形、生態系等の自然遺産、それらと関わる先史時代からの歴史遺産、アイヌ語地名や伝承などの文化遺産を「保全」「活用」する取組である。

これら地域遺産や資源を「保全」し、教育や観光、地城振興に「活用」し持続可能な地域社会の形成を目指している。
という。

平成24年にジオパークの会を作ろうと道教大旭川校教授の和田氏を代表に5、6名で発足した。

発足以来3年。現在は、会員60名、事務局員10名からなる。
ジオパーク構想に対して、

  • 人に見せると壊される(→見せない・知らせない)
  • サイクリングロードの崖崩れの危険、川が急流で危険(→ジオパークには不適)

といった意見がある。
このことに関しては、隠しておくとかえって壊れる(→価値を知らせることが必要)。また、危険対策として、案内人(ガイド)を立て安全を確保する。

ジオパークの会の取り組み

発足以来、会は、価値ある者を大切に守り、教育・観光に活用する目的で

  1. 現地観察会:現地調査・研究(どんなものがある、どんな魅力がある)を各年実施、平成27年度は15回。ガイドの養成・研修(人を案内する研修)を2度実施。
  2. ジオ・フォーラム:一般市民を対象に各年度実施。平成27年度は120名の参加。
  3. ジオ・フェスティバル:子供中心に各年度実施(天文・気象やブースを開いて地球の面白さをを紹介)。平成27年度は450名の子供・市民参加。

に取り組んできた。

神居古潭からカムイの大地広域ジオパーク構想

学習会の様子 2016.01.30

学習会の様子 2016.01.30

神居古潭の地勢、自然・生態系、人野歴史・文化を結びつける(個別にはそれぞれやっているが、それらを結びつける)。
→神居古潭、大雪山国立公園、上川盆地のエリアを総合的に組み立て進める。

  1. 見学ツアー:大雪山の頂上から石狩川・忠別川、美瑛川(十勝岳)と上川盆地、神居古潭まで(今年度は上川盆地の当麻鍾乳洞、比布鍾乳洞)
  2. 野外調査・研究:地層(旭川層)は植物礫が含まれる(ブナの種子、松かさ、樹木の幹など)、鷹栖の化石、旭川開拓史(屯田兵の開拓の歴史)
  3. 地域の資源・遺産を保全し、守り、活用(教育、観光、地域振興)する→持続可能な地域作り

経過(成果)と今後の見通し

登山に例えると、3合目付近に到達。
ジオパーク認定が目的ではなく、地域作りの過程が重要な課題。

  1. ジオパーク構想(日本のジオパーク登録と世界のジオパーク登録がある)は自治体(旭川市)が登録を目指す。………大雪山を含めると旭川市単独では困難→回りの町村と連係
  2. 市の中でワーキンググループ(課題の整理と解決策)………予算措置、市議会、1市7町の推進委員会(準備委員会)
  3. 幅広い組織・団体の連係・協力………地質と関係ある動植物・エコ・ヒトを結びつけて推進、少しづつ連係して地域を元気にしていく、情報(スケジュール等)の発信

についてお話をされ、この地域の価値ある遣産や資源の再発見、それらを保全・活用する体制づくり、教育・観光・地城振興に活用するプログラム編成など大きな課題があると結ばれた。
愛好会事務局から謝辞が述べられ、新年度に予定されている「第4回市民ウォークの集い」の有力候補として神居古潭の史跡・文化を巡るコースを検討したいと報告されました。

講話前2016.01.30-01 司 会2016.01.30-04 講話前2016.01.30-03

新年会
新年会は同じ会場で参加者各人が自己紹介を兼ねて、感想や思いを述べ、和やかな雰囲気の中で、親交を深められました。
宮本さんは昨年訪れたイギリス(湖水地方、コッツウォルズ丘陵、セブンスターズ)のフットパスコースを紹介されました。

事前に、簡単なペーパーが配られたので、今年の先進事例視察の候補地になるのかと目を輝かせる一幕もありました。
定刻に解散となり、数人で二次会に足を運びました。

受 付2016.01.30-02 新年会の様子2016.01.30-08 宮本さん2016.01.30-09
新年会の様子2016.01.30-10 二次会
2016.01.30-11
2016年1月31日

学習会&懇親会

旭川フットパス愛好会”歩穂”の学習会と懇親会の記事です。

2012年1月29日

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