第1回 かみかわ サイクルミーティング

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6月7日(水) 上川総合振興局の主催。旭川市民文化会館で開催されました。
上川総合振興局は、農産物や加工食品のおいしさや魅力をストーリーで紹介する「かみかわ食べものがたり」、食の魅力を観光に活かした「フードツーリズム」を推進し、食と観光に関する新たな事業展開の促進を目的に異業種交流などのワークショップを開催している。

今年度は、近年増えつつあるサイクリング観光客に向け、効果的なサービスのあり方や地域の食の提供の在り方など、地域における「おもてなし」についてアイデアを出し合い、サイクリストを呼び込む体制について検討する「かみかわサイクルミーティング」が2回開催される。
今回は、その1回目で、『サイクリストを呼び込もう』をテーマに、公演とトークセッションが行われた。

ミーティングは2部構成で[第1部]は、開会の挨拶、上川振興局の取り組みの紹介に続き、

◆講演「サイクリストを呼び込もう」

 株式会社 サイクリングフロンティア代表取締役 石塚裕也氏

◆トークセッション「サイクリストが求める5つのコト」

<パネリスト>

 株式会社サイクリングフロンティア代表取締役石塚裕也氏

 株式会社ヤマイチ代表取締役齊藤慎吾氏

< 進行>

 えびすけ株式会社代表取締役海老子川雄介氏

があり、[第2部]は、会場を変えて交流会が実施されたが、こちらには参加しなかった。
なお、第2回は10月頃の開催予定のようである。

石塚裕也氏の講演要旨

上川(上川町・上富良野町など)は

  • 変化に富んだ地形・景観
  • 魅力的勝子性的な食
  • 輪行(鉄道、船、飛行機などの公共交通機関を使用して、自転車を運ぶこと)と併用すれば行動範囲が広がる、ローカル線復元のカギになる

など、サイクルに最適なエリアである。
道外からのアクセスや景観・食に温泉、コースのバリエイションと道内屈指のサイクリングフィールドであることは間違いなし!!課題は

  • 知名度を上げる
  • イベントに頼らない継続的な誘客
  • 地域にサイクリストウェルカムな空気を
  • サイクリストが経済効果をもたらすことができる仕掛けをつくる
  • 地域のネットワークを強固にする

ことである。
サイクルツーリズムは、北海道全域に大きな観光経済効果をもたらす(北海道観光に革命を起こす)

  • 経済効果が広域
  • 何もない場所が最高の贅沢→既存の観光地以外がメインフィールド
  • サイクリストは富裕層が多い
  • 走ればお腹も減る→世界的ブランドの北海道の食を

インバウンドツアーを増やす秘策はない。必要なことは、

  • 長い連携で各旅行会社との信頼関係
  • それぞれのツアーで高い満足度で信頼を獲得→他界リピート率
  • 全スタッフが本物のサイクリスト→本場の観客も満足するスキル
  • 受け入れ側も自らがサイクリングを本気で楽しむ

世界のサイクリングフィールドに負けない北海道の可能性(最高のサイクリングフィールドとして世界中のツーリストが注目)

  • 世界的にも希な非幹線道路の整備状況(冬のパウダースノー、夏の広域農道)
  • 雄大な景観、地平線、海岸など、アジアでは北海道でしか見られない風景も
  • 世界的ブランドの北海道の食
  • サイクリングに最適な気候
  • はっきりした四季、冬はアジア唯一のスノーサイクルのフィールドに

北海道の課題として

  • 受け入れ体制の不足(ガイド不足・ガイド無しでは走れない)
  • 案内板不足
  • ホテルが取れない、航空運賃が高い
  • 自転車店やサイクリングステーションの不足
  • 地域の認知の低さ

を掲げていた。
北海道をサイクリングの聖地にするには、「皆さんがサイクリストになること !!」と閉められた。

トークセッション

「サイクリストが求める5つのコト」として

  • ハード整備……路面、トイレ、案内看板ほか
  • サービスの在り方
  • エイドステーション(マラソンや自転車を使ったロードレースで、水分や食べ物を補給できるようコースの途中に設けた施設)
  • フィールドの連結
  • 地域のホスピタリティ(「おもてなし」)

について、開場からの事例紹介なども含め活発な意見交換が行われていた。
サイクルツアーにはいろんなジャンルがあるとの説明であったが、スポーツ型サイクルツアー向けの、限られたサイクリストの視点との印象が強かった。

第1回 かみかわ サイクルミーティング」への2件のフィードバック

  1. サイクリストをターゲットにした地域おこし。世の中も変わるものですね。
    元サイクリストの私としては、走行する景観や食もそうですが、やはり高低差や走行のしやすさなどの情報が一番かと思います。自動車の運転手からすると自転車はやっかいな障害物ですが、自転車の運転手からすると、接近する車は脅威です。安心して走行できる自転車専用レーンがあるのか?気になるところです。
    東京から西(正確には、宮崎)は20代のころ自転車で走行経験ありますが、この記事を読み、北海道も自転車で走破してみたいと感じた次第です。

    • 北海道経済産業局も力を入れているようです。
      ただ、市町村によっては、力を入れているところとそれほどではないところと温度差がありそうです。
      北海道は街中を走る場合はともかく、一般に道路が広く見通しも良いので、走行中、自転車と車がお互い障害となる様なことは少ないと思います。
      車で回るのとはまた、違った発見があるかと思います。体力のあるうち、時間が許せば、是非挑戦してみて下さい。

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