長いタイトルのシンポジュウム

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タイトルは、
格差・競争社会を超えて
いまこそ市民の手で人間らしい働き方と地域の再生を!
北海道を元気に!仕事おこし・まちづくりシンポジュウム 2007イン
です。

5月13日旭川実行委員会の主催により大雪クリスタルホールで開催されました。

この実行委員会は、旭川市住吉4条1丁目4-5に所在する北海道労働者協同組合(ワーカーズコープ北海道)の中に設置されているようですが、労働者協同組合とは、そこで働く組合員が、みんなで資金を出し合うことで、組織を共同で所有し、事業経営や組織運営に参加し、「よい仕事」や「仕事おこし」に携わる組織とのこと。

この「出資」「経営」「労働」の3つをみんなの参加でつくることを「協同労働」と呼んでいることを知りました。
始めは、シンポジュウムの表題に引かれ、参加費がただというので、申し込んだのですが、この組織を知るまでは、今回のシンポジュウムの趣旨がよく理解できませんでした。

北海道教育大学教授の内田和浩氏を総合司会に、旭川大学学長の山内亮史氏の基調講演と日本労働者協同組合連合会専務理事の古村伸宏をコーディネーターに7人の講演者によるリレートークが行われました。

山内亮史氏

2007.05.13

基調講演(写真右)は、「協働」の試みを社会に植えるために ~ 時代の人間的悲惨を超えるもの ~ と題して、句や歌に詠まれる(表層とか気分と言われていました)中から人間的悲惨さがその本質として捉えられる。

格差・競争社会が社会的弱者の暮らしの基層を侵し続けており、取り分け再生産部門(教育・福祉・医療)が悲鳴を上げているという。
この人間的悲惨を超えるために、労働の「人間化」を地域でどう作り上げていくか。

それは、協同(オペラ)であり、コミュニティの再建である。
それが、現在芽生えつつある活動であり、後半のリレートークで探り当てることを提起?し、後段に橋渡しをされました。

2007.05.13

2007.05.13

リレートーク(写真左)は、

  • 高齢者介護やショートステイの 「ケアワーカーズコープいちい」
  • シニア世代の仲間作りを目指す NPO法人「シーズネット旭川」
  • 旭川NPOサポートセンター
  • NPO法人「旅とぴあ北海道」
  • 16名の農村女性で構成する「ときめき隊」
  • 音威子府で地元資材を使ってようかんや手作り味噌を販売する NPO法人「ecoおといねっぷ」
  • NPO法人「ワーカーズコープ」

のそれぞれ代表が、それぞれの事業の経緯、現状と課題を紹介し、コーディネーターがシンポジウムの表題に即した仕事おこし、まちづくりの課題、ポイントとなる要件を引き出していた。

7人のリレートークを通じて、主催者が参加者に伝えたいと意図したことを理解できたかどうかは定かではありませんが、限られた時間での説明に事業の取り組み対する熱意を感じ、事業を進める上でネットワークの必要性、経済価値のみでは味わえない”仕事”の意味を考えさせる内容のシンポジュウムでした。

このシンポは、今後、札幌、夕張と場所を移し、第28回全国総会が来年の国際サミットに先駆け、6月22~24日に北海道の定山渓で開催されるとのことです。

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